保育士が辞めたい理由ランキング|円満に辞める方法とは?

保育の仕事

『子どもが好きだから』と保育士になったものの、実際に働いてみると思ったいた以上に子どもと関わる以外の業務に追われたり、

人間関係が大変だったりと思い通りにならず『保育士を辞めたい』と考える人も多いのではないでしょうか?

そこで当ページでは…
・保育士が辞めたい理由ランキング
・現状を変える為の解決方法
・円満退職をする方法
を詳しく紹介しています。

保育士が辞めたい理由ランキング

『人間関係や業務に追われて毎日へとへと…でもそれは自分だけではなくみんなこの環境の中頑張っているのだから自分も頑張らなくては!』

と言い聞かせて頑張っている人も少なくないと思います。

でも頑張って働き続けながらもふとした時に頭をよぎる『辞めたい』という思い。

では実際にどんな理由で辞めたいと考える保育士がいるのか令和4年度の東京都保育士実態調査をもとにランキング形式でで紹介していきます。

参照:令和4年度東京都保育士実態調査結果(報告書)

1位 人間関係

保育士の悩みに最も多いのが、職場の人間関係です。

保育園は基本的に女性社会で、性格の不一致やちょっとした仕事のトラブルなどから簡単に関係が拗れてしまう事があります。

一度その状態になってしまうとなかなか修復が難しく自分ではコントロールできない事も多い為、長期的にストレスを抱えながら仕事に行かなくてはならないなんて事も。

周りの人に相談するとまたそれが引き金となって余計拗れてしまう事も考えられるので、

園長や主任に直接相談するか、職場とは関係ない自分の周りの人に話しを聞いてもらいどうするべきなのか冷静な意見をもらうのが良いでしょう

2位 仕事量が多い

保育士の仕事は、子どもと遊ぶだけではなく、指導案やお便り、行事計画、保護者対応、地域の人との交流などなど本当に仕事量が多く幅広いです。

しかし保育士が足りていない保育園では、保育に入りっぱなしでなかなか保育以外の業務を業務時間内に終える事が難しいのが現状です。

その為結局業務時間外にその他の業務をこなさなければならず、残業が多くなってしまったり、持ち帰って仕事をするなんて事も。

定時に仕事を終えて、仕事とプライベートを両立!というのはなかなか難しいのが現状ですが、

最近では残業0・持ち帰り0を特徴としている保育園も増えてきているので働く場所を選べば理想の働き方で保育士を続ける事も可能です!

3位 給料が安い

保育の仕事は好きだけど、仕事内容に見合った給料が貰えていないと感じる保育士が多いです。

保育士という仕事は、仕事量も多い上に、責任も重大…。

それに加えてサービス残業や持ち帰りの仕事が加われば、給料に対してさらに不満が溜まるのも当たり前の事です。

やはり働いている以上、仕事に見合った給料が貰えないとなかなか長く続ける事は難しいですよね。

最近では保育士の給料が見直されたり、残業代がしっかり支払われる保育園も増えてきていますが、現場で働く保育士が『給料が見合ってる』と実感する事が重要です。

あまりにも低い給料なら違う保育園に転職するのも一つの手です。『最低手取りで○万円は欲しい』『残業代が付くのか』『手当はどうなのか』納得してから入職する事が大切です。

4位 健康上の理由(体力を含む)

体力面で限界を感じ退職する人や腰痛などの健康上の理由で退職する保育士も多くいるのが現実です。

保育の仕事は体力勝負!

毎日子どもと思いっきり遊んだり、身の回りのお世話をしたり、抱っこしたりと本当に身体を使う仕事です。

もちろん女性が多い職場なので重いものも全て自分たちで動かさなけらばなりません。

なので保育士で1番多い職業病は断トツで腰痛。

一度腰を痛めてしまうと、治ってもちょっとしたタイミングで腰痛を繰り返すことに…

無理な体勢で子どもを抱き上げないなどちょっとした事を意識して予防する事が大切ですが、あまりにもひどいようでしたら環境を変えるもの一つの方法です。

5位 他業種への興味

今まで保育士しかしてこなかったからこそ新しい仕事に挑戦してみたい!と転職を決意する保育士が多くいます。

1つの仕事を極めるのも素敵ですが、1度きりの人生なのでやりたい事に挑戦するのも素敵ですよね!

また、今後のライフプランを具体的に考えたときにも結婚や妊娠などライフスタイルの変化に合わせて働きやすい業種に転職をしたいと考える人も多いようです

6位〜

・結婚・妊娠・子育て・転居などのライフスタイルの変化
・保育理念に共感できず退職
・職務適正に対しての不安(保育士に向いていないのではないか…など)
・昇格等のキャリアアップが見通せない

などの理由が多くありました。

現状を変える為の解決方法とは

『最低3年は勤めなければならない』とよく言われますが、過度なストレスを抱えながら働き続ける事が良い事なのかと言われたらそうではありません。

もちろんその環境の中で頑張り続ける事も大切な事も一つですが、心と身体を大切にする事の方がより重要です

保育園は勤めている保育園だけではありません。働く環境や待遇などは園それぞれ違うので、今の園でうまくいかなかったからといって保育士を諦める必要はないのです。

今の保育園に対しての不満やストレスを把握して解消する事で、自分に合った保育園で毎日楽しく保育をする事も可能です!

しかし、自分の条件にあった保育園を見つける事は簡単ではありません。

求人情報だけでは実際の園の雰囲気や残業時間、有給消化率など入ってみないと分からないことばかり。

そこでおすすめなのが、保育士転職サイトです。

保育士転職サイトでは保育業界の知識や情報をたくさん持っているキャリアアドバイザーのもと、あなたの条件にあった保育園を探してくれるサービスです。(無料で利用する事ができます)

各保育所と連絡を密に取ったり、実際に訪問して雰囲気などをチェックしていて特徴を知っているので、

求人情報には載っていない実際の保育園の雰囲気や残業時間、有給消化率などを面接前前に知る事ができるので、自分の条件に合った保育園を効率的に見つける事が可能です!

おすすめの保育士転職サイトは大手マイナビが運営している【マイナビ保育士】

今の保育園に不満がある人はすぐに登録して自分にあった条件を確認してみましょう!

条件に合った保育園が見つかったら、仕事をしながらでも転職活動が可能です。

もし合格したら今の保育園を辞めるでもOK!探してみて今の保育園の条件の方が自分に合ってると感じたら転職しなくてもOK!

まずは自分の条件で今の園とどのくらい差があるのか調べてみるだけでも大丈夫です。

保育士を円満退職する方法とは

いざ辞めると決めたら、退職の準備をしていく必要があります。

多くの保育園では年度末に辞める人が多いと思います。

3月までは責任を持って働くのが一番円満に退職できるタイミングなので、理由がない限りは年度末に退職するのが良いでしょう

しかしながら年度末に退職をするにしても、多くの保育園では7月・8月頃までに退職の意を伝えなければならないのが保育業界。

辞めると伝えてから半年以上働き続けなければならないので、他の職業より円満退職をする為に少し努力をしなければならないのです

ポイント① 理由を明確に

いざ辞めると決めたら、辞める口実を考えましょう

辞める理由は前向きな理由が望ましいです。

別の園で働きたい・給料が低い・園の方針が自分の保育と合わないなど職場を否定してしまう事を述べてしまうと、その後退職まで環境が悪くなったっりと働きづらくなってしまう可能性があるので注意

あくまでも辞めるのは職場内の環境ではなく、新しいことに挑戦してみたい、通勤距離など説得しにくい辞めざる得ない理由にする事。

なぜなら、別の保育園に転職したい・人間関係・仕事の負担などを理由にしてしまうとそこをどうにかすればと対策案を言われ残らざる終えなくなる場合があるからです。

ポイント② タイミングをみて

辞める口実が決まったら、タイミングをみて園長・主任に伝えましょう

ここでのポイントは何度かに分けて退職したいという意志を伝えるという事です。

保育士不足な園ほど辞められては困るので、1度伝えるだけで辞める事が不可能なのが現実です。

職員室は他の職員もいてなかなか園長や主任と2人きりになる機会がなくタイミングが難しいですが、

何度か伝える事で最初はどんな手を使っても阻止しようとする園長も何度説得しても意思が変わらないと分かってくれるはずです。

ポイント③ 迷いを見せない

何度説得されても揺るがない意思を見せる事が重要なポイントです。

理由が矛盾していたり、迷いを見せるとまだ可能性があるのではないかと辞められない流れになってしまう事も考えられます

現状の不満が解決すればまだ続ける意志があるなら解決策を打診してくれるはずなので効果的ですが、

本当に辞めたい場合は何を言われても揺るがない意思を持ち進めていく事が最大のポイントです。

まとめ

いざ憧れの保育士になったけれど、人間関係や業務に追われて毎日クタクタという人も多いと思います。

ランキングでも合った通り保育士を辞める理由として上位のものはどこの保育園でもある話ですが、

全国に保育園はたくさんありますし、保育士としての働き方も様々です。

今の現状に不満を持ち続けながら働くのは良い状態とは言えないので、

一度働いている園と比較する意味でも保育士転職サイトで自分に合った保育園があるのかどうか見てみると良いと思います。

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