保育士は職業上子どもの安全を守らなければならないので、身動きが取りやすい格好を常にしなければならずおしゃれは二の次…。
『せめて髪色だけでもおしゃれがしたい!』と考えている保育士も多いのではないでしょうか?
また、これから保育士を目指す方の中にも『保育士の髪色はどのくらいまでOKなの?』と悩まれている方も多いと思います。
そこで当ページでは…
・保育士の髪色事情
・具体的なNGなカラー/OKなカラー
・髪色自由な保育園の探し方
を詳しく紹介しています。
保育士の髪色事情とは
最近では髪を染めている保育士が大半を占めており、おしゃれを楽しむ保育士も増えてきました。
しかし、多くの人と関わる職業なのであまり派手なカラーは印象が悪くマイナスなイメージに捉えられてしまう事もあるので注意が必要です。
では、具体的にどのようなカラーがOKなのか詳しく見ていきましょう!
保育士の髪色は何トーンまでOK?
まず結論から言うと、7トーン程度までと言われています。
なぜなら保育士は子どもとだけ接する仕事ではなくその保護者や地域との関わりも多い為、髪色(外見)からしっかりしていない人と捉えられる事もあるからです。
実際に、髪色が明るいと保護者から『安心して子どもを預けられない』などとクレームが入ったり、保護者や地域の人とのなかなか信頼関係を築きにくいなどの問題もあります。
よって保育士の髪色として適切なのは7トーン程度という事になります。
保育士の髪色で注意すべきことは?
7トーン程度が適切とはいえ、保育士だっておしゃれを楽しみたい…。
でも園の中で浮くのは嫌だし、園長先生から注意されるのも避けたい…。
そこでおしゃれと保育士を両立する為に保育士の髪色で注意すべき点を詳しく見ていきましょう。
園の基準・ルールを守る
髪色や髪型の規則は園それぞれ異なります。
明確なルールを設けていない保育園も多くあり、ルールが曖昧なので正直どこまでOKなのか曖昧な場合もあります。
園に髪色や髪型の規定がある場合はもちろんそのルールの中で、ない場合は園長や主任に『具体的に何トーンまで良いのか』『写真を見せてこれはOKなのか』一度確認すると良いでしょう。
他の保育士に合わせる
一番手っ取り早いのは、その保育園で働く他の保育士に合わせる事。
就職する前では、先輩方がどんな髪型や髪色なのか園見学の際に確認しておくと良いでしょう。
とはいえ、1年目から先輩と同じ髪色がOKなのかと言ったらそうではないので気をつけなければなりません。
染めている先輩が多い場合では7トーン程度だったらそこまで目立たないので大丈夫でしょう。
仕事にも慣れ、職場の雰囲気が分かるまでは周りの様子を伺いながら決める事をおすすめします。
行事に合わせる
保育士の仕事の中には入学式や卒園式など大切な行事も多くあります。
子どもが主役の行事で保育士が派手な髪色をしていると、保護者の目にも止まりやすくクレームになってしまう事もあります。
日頃からの信頼性も大切ですが、きちんとしなければならないシチュエーションは立場を弁えてあまり目立たないような配慮も必要です。
保育士が気をつけなければならない具体的な髪色とは?
実際に保育士が気をつけなければいけない具体的なカラーとはどのような色なのでしょうか?
ハイライトカラー
ハイライトカラーとは、髪にポイントで明るさを出し髪に立体感を出すカラーの事を言います。
ブリーチの有無やハイライトの多さによっても印象は違いますが、ハイライト部分はかなり明るく目立ちやすく、色が抜けやすいのであまりおすすめしません。
グラデーションカラー
グラデーションカラーとは、毛先に向かって明るい色を入れるカラーです。
髪が長い方は毛先の明るい部分を結んでしまえばあまり目立たないですが、根元と毛先の差を出す為に毛先はかなり明るく染める事が多いのであまりおすすめしません。
ロングヘアーで仕事中はお団子結びをするという方は、プライベートとの両立ができる髪色です。
保育士が取り入れやすい人気な髪色は?
なかなか派手な色味を入れられない保育士ですが現場の保育士に人気なカラーは以下の通りです。
インナーカラー
インナーカラーとは、髪の内側の一部分に別の色を入れるカラーです。
髪の内側だけを明るめの色に染めるので、表面は暗めで落ちついた印象をキープしながらもおしゃれを楽しむ事ができます。
全く見えないというわけではなく、髪の動きや結んだ時には髪の内側も見えるのでピンクや緑などあまり奇抜なカラーはおすすめしません。
アッシュ系
アッシュ系のカラーとは、グレーのような色で柔らかい色味のカラーです。
アッシュ系のカラーにも様々な色がありますが、トーンが低くても抜け感が出て保育士にとても人気の色味です。
ブリーチをした方が綺麗に色が入りますが、毎日紫外線を浴びる保育士は髪色が落ちやすく、すぐに明るくなってしまうのでブリーチはおすすめしません。
オリーブ系
オリーブ系のカラーは、緑のような色で赤みを消してくれるカラーです。
アッシュ系同様に、トーンが低くても抜け感が出やすく赤みを抑えてくれるので保育士に人気の色味です。
室内のような暗めの場所では黒っぽく、屋外での太陽光では透け感がある緑系の色に見えるので落ち着いた印象を見せながらもおしゃれが楽しめるカラーとなっています。
髪色が自由な保育園で働く
なかなかおしゃれを楽しむ事が仕事柄難しい保育士という仕事ですが、中には髪色が自由な保育園もあります。
園の規則に捉われず、おしゃれを楽しみたいという方は髪色が自由な保育園を選ぶ事をおすすめします。
髪色が自由な保育園の見つけ方
とはいえ、求人情報には髪色について載っていないので髪色が自由な保育園を見つけるのはなかなか難しいのが現状。
そこで髪色が自由な保育園を見つけるのにおすすめな方法が、保育士転職サイトを使う方法です。
保育業界の知識や情報をたくさん持っている保育転職サイトを利用すると、各保育所の特徴を知っているので自分にあった働き方(髪色が自由な保育園)を見つける事も可能。
求人情報には載っていない実際の保育園の雰囲気やルールなども事前に知る事ができるので、自分で髪色が自由な保育園を探す手間が省け、効率的に見つける事ができます。
おすすめの保育士転職サイトは大手マイナビが運営している【マイナビ保育士】。髪色自由な保育園に興味がある人はすぐに登録して条件を確認してみましょう!
まとめ
保育士の髪色事情は保育園によって規則がそれぞれ異なります。
ルールが曖昧な場合は、先輩や同僚に合わせるのが良いでしょう。
また保育士は子どもと関わるだけでなくその保護者や地域の方と関わる機会も多く、髪色や髪型(身だしなみ)は信頼性にも影響するので注意が必要です。
特に1年目の場合は仕事にも慣れ、職場の雰囲気が分かるまでは周りの様子を伺いながら決める事をおすすめです。
おしゃれを楽しみながら保育士をしたいという人は、髪色自由な保育園を保育士転職サイトから探す事で求人情報には載っていない園独自のルールを事前に知る事ができるので効率よく見つける事が可能です!