保育士という仕事、何が大変かというところは園でそれぞれ違いますよね。
書類が大変、残業が多い、行事に追われている、女性の職場ならではの悩みなど…言い始めたらどんどん出てきます。
達成感があり、子どもの可愛さからなんだかんだ続けられてしまうこの仕事ですが、すぐに辞められないというのもこの仕事の大変なところでもありますよね。
担任を持ったら3月まで責任持って努めなければならないと新任の時から言われ、退職の意を伝えるのは8月までなど新学期始まって早々。
1年はいつの間にか過ぎ、なんだかんだ翌年も続けている。そんな状況の方も少なくないと思います。
✔️ 保育士を辞める口実を5つ紹介
✔️ 円満退職するために意識するべき事
- 職場に不満はないが通勤距離が遠い
- 勤務体制(シフト・休日)を変えて働きたい
- 病児保育など新しい保育分野に挑戦してみたい
- 保育ではない仕事に早いうちに挑戦してみたい
- キャリアアップのために勉強し直したい(資格取得・留学など)
辞める口実が決まれば実行するのみ!
ですが、なかなか辞める事を伝えるって難しいですよね。
では次に保育士を円満退職する為に意識すべき事について紹介していきます。
保育士を円満退職する為に意識するべき事
✔️ 何度も辞めたい意思を伝える
一回で辞める事を伝えようとするのではなく、何度も辞めたいよ~という意思を伝えられるタイミングで。
一回で辞めようと伝えてもなかなか辞められないのがこの仕事。
何度か伝える事で最初はどんな手を使っても阻止しようとする園長も
何度説得しても意思が変わらないと実感していってくれるはず。
私はこの方法で辞めることができたと言っても過言ではありません。
保育士の同僚や友達、なかなか辞めたいのに辞められていない理由はコレかなと。
なかなか伝えらえるタイミングがない職場ではありますが、私は園長が時間に余裕がありそうな時間帯と二人っきりになった時を狙って言いました。
一度退職の意を伝えると園長から面談などの時間を作ってくれるようになり、意思が変わらないと言えるチャンスも!
退職の意を伝える際に意識した事
ただ辞めたいと言ってもなかなかどの職場でも辞められないですよね。
そこで意識するべき事は、
✔️ 何度説得されても揺るがない意思を見せる
まだ説得できるのではないかと弱みを握られてしまいなんだかんだ丸め込まれてしまう事があるから。
何を言われても揺るがない意思を持ち進めていく事が大切。
✔️ 辞めざるを得ないと思える理由を伝える
別の保育園に転職したい・人間関係・仕事の負担などを理由にしてしまうとそこをどうにかすればと対策案を言われ残らざる終えなくなる場合がある為。
あくまでも辞めるのは職場内の環境ではなく、新しいことに挑戦してみたい、通勤距離など説得しにくいどうしようもない理由を伝える事。
✔️ 辞める理由を矛盾させない
筋を通して話さないと意思が弱いと思われたり嘘を疑われる可能性も。
最後まで円満に働く為に辞める理由は明確に筋を通して話す事。
✔️ 職場の悪いところは言わない
辞める理由は前向きに。別の園で働きたい・給料が低い・園の方針が自分の保育と合わないなど職場を否定してしまう事を述べてしまうと、その後退職まで環境が悪くなったっりと働きづらくなってしまう可能性があるので注意。
園長をはじめ、自分が退職したとしてもその後も働いていく人がいる事を忘れずに。
残る人にとって職場の悪いところを言われたらいい気分ではないので、
円満退職をしたいのなら4は必須。
※職場によっては◯な可能性もあるのでそこは円満退職できる方法で。
辞める事が決まってから辞める事が決まっても、新年度早々に退職の意を伝えなければならない職場だとまだ半年以上ある場合もある事が多いです。
ラストスパートだと気合いが入り、行事なども大変ながら楽しめるようになってくるもの。
しかしそんな隙を狙ってやっぱり続けない?と事あるごとに言われます(笑)
そこでもやんわりと退職の意に変わりはないと伝えていく必要があります。どこの職場も辞めるのは大変ですね…
けれどその頃には何言ってもダメだよね~と向こうも諦めモードになっているのでそこまで気にしなくて大丈夫です!
あとは最後まで目一杯クラスの子どもと関わることを楽しみましょう!
最後に
大変なこともたくさんな職場ですが、続けられる理由はなんといっても子どもたちの可愛さ。
離れてしまうとなかなか子どもと関わる機会はなくなり、寂しいなと思うこともしばしばあります。
今の園が合わないな、保育士向いてないのかも…と思う事もあるかもしれませんが、働く園を変えてみるとコレがやりたかったんだ!と思える事も。
大規模園で担任は疲れてしまったけど託児所などの小規模園でゆったりと子どもと関わりながら
保育士を続けるのもいいかもしれません。
仕事を辞めるのって本当に大変ですが、コツコツと辞める環境を作っていく事が何よりも近道で、円満退職できる方法でもあります。
勇気のいる事ですが、少しでもこの記事が参考になればと思います。